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jpegカメラが撮影できるかをどのように確認するの?
- Adafruit社の[小型TTLシリアルJPEGカメラ]を秋月電子通商から購入しました。カメラからの出力をPCで表示してカメラが動作していることを確認します。
Adafruit社の部品情報
- 秋月電子通商の部品説明の中にAdafruit社へのリンク[Miniature TTL Serial JPEG Camera with NTSC Video]がありました。Adafruit社のサイトの写真の部品は[PTC06 V3.0]ですが、購入した部品は[PTC06 V3.1]となっていました。部品配置が若干異なっていますが大きさは同じです。
- Adafruit社のjpegカメラの説明のページはArduinoと接続するFritzingの接続写真が掲載されています。SDモジュールも接続しているようです。Youtubeの記事もありました。
jpegカメラ[PTC06 V3.1]のピン配置
端子番号 | 端子名 | 備考 |
1 | GND | グランド |
2 | RX | RX (3.3V) |
3 | TX | TX (3.3V) |
4 | VCC | 電源 (5V) |
5 | CVBS | アナログ映像出力 |
jpegカメラのFritzing用の部品データ
- jpegカメラのFritzingの部品データが見つからなかったので作成しましした。モジュールの寸法はAdafruit社のリンクに記載されていましたのでその寸法を使いました。
Fritzingの部品データを作成する記事は?
- jpegカメラのPCBの端子の間隔は2.0mmでした。このままでは使いにくいので2.54mmピッチのピンヘッダの端子を曲げて差し込んで半田付けしました。CVBS(アナログ映像出力)は使う予定は無いので接続していません。
必要な部品・器具は?
jpeg カメラ | 1個 |
Arduino UNO R3 | 1個 |
抵抗 [10KΩ] (秋月電子通商のjpegカメラの部品に付属していました。) | 2個 |
Jpegカメラの動作確認の手順は?
- Adafruit社のリンク[Using CommTool ]の手順に従ってCommToolを使って、Arduino UNO R3に接続したjpegカメラの画像をPCで表示して動作していることを確認します。
- Adafruit社のリンク[Downloads]から「VC0706 Comm Tool」をダウンロードします。
- Arduino IDEを立ち上げ、USBを接続して、Arduino UNO R3に空のSketchを書き込みます。
- Arduino IDEを閉じて、USBを外して、jpegカメラとArduino UNO R3を接続します。
- USBを接続して、「VC0706 Comm Tool」を立ち上げjpeg画像を取り込みます。(Arduino IDEは立ち上げません。)
// empty sketch
void setup()
{
}
void loop()
{
}
- jpegカメラとArduino UNO R3を接続します
- jpegカメラのRXは附属の10KΩの抵抗で電圧を半分にします。
- VC0706 Comm ToolのCOM Portを設定し、Openする
- Jpegカメラへの接続をバージョン情報を取得することで確認する
- 画像の読み込みを行う
- 画像が表示される
- 画像をPCで確認することが出来ました。
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